きれいな歯並びは、日々の生活を明るくします。素敵な笑顔はご自身も含め、まわりの方にもいろいろな効果を与えるでしょう。
当院ではただ単に、矯正ブラケットを装着することを矯正治療とは考えておりません。できるだけ矯正ブラケットに頼らなくてもよいように幼少の時期から治療をすすめていきます。
そうすることにより、仮にブラケットを装着することとなっても短期間で治療することができるメリットがあります。
歯の表側に付ける金属製のブラケットで、現在でも一般的な矯正装置です。金属製ブラケットは丈夫で変形しないために、矯正治療期間中に破損の心配がなく、非常に取り扱いやすい装置です。
メタルブラケットは,耐久性は十分なのですが、目立つために、これを敬遠される患者さんもいらっしゃいます。
金属ではなく、プラスチックやセラミックなどで作られたブラケットを使用する方法です。金属を透明のプラスチックや白いセラミックにすることで、かなり目立ちにくくなります。
しかしワイヤーは見えること、多少治療期間が長くなる傾向があること、治療費が割高になることなどのデメリットもあります。
舌側矯正(リンガルブラケット)とは、ワイヤーやブラケットなどの矯正装置を全て歯の裏側に付けるので、表側からは矯正をしていることがほとんど分からなくなる方法です。
目立たない方法ですが違和感が強いこと、治療期間が長くなる傾向があること、歯を並べることが難しくなること、治療費が割高になる(約1.5倍)ことなどのデメリットもあります。
「アライナー」という透明のマウスピースを使用する方法です。
2週間ごとに新しいアライナーに交換しながら一日20時間以上装着し、歯を徐々に移動させます。
他の矯正法とは違い装置が取り外し式で、ブラケットやワイヤーも装着しないので最も目立ちませんが、この方法は歯を抜かなくても済むような比較的簡単な矯正治療にしか適用できません。
(通常のワイヤーを使った矯正と併用する場合もあります。)